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【清水満 SPORTS BAR】パスカルの名言『人間は考える葦である』を実践!? 原江里菜が思ったこと (1/2ページ)

 『人間は考える葦である』。パスカルが著した《パンセ》の中にある有名な言葉。その意味は?

 “人間は孤独で弱いものだが、考えることができることに、その偉大さと尊厳がある”

 17世紀のフランスが生んだパスカルは哲学者、自然哲学者、物理学者などなど…。偉い人です。

 先週、北陸・富山に行った。女子ツアー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」の取材です。プロ歴12年、ツアー2勝の原江里菜。初日は5バーディー、1ボギーの「68」。好スコアには秘密があった。

 初タッグを組んだ清水重憲キャディーの存在である。元賞金女王のイ・ボミと6年間、コンビを組んでいた御仁。少々、こじつけだが、そこに“パスカル的思考”があった。原が言っていた。

 「アクションするたびに、憲さんから指導が入る。ラフで打つ前に(インパクトが)緩んだ素振りをすると、『今のは実際に打つ素振り? それでクラブは抜けるの? 抜けないの?』って。クラブの番手で悩んでいると『その番手は、キャリーはいくつ出るの? ピンには絡むの?』…」。うるさい? くらいに質問攻めされたという。

 「正直いって、いままでにないほど情報量を打つ前に入れてくれた。自分も必死で“考えて”やりました」といい、「ボミはこれを6年間…やったんでしょ。強くなるわけだって思った」。

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