記事詳細

球界屈指の左腕…巨人・杉内俊哉投手、今季限りで引退へ

 球界屈指の左腕が、波瀾万丈の現役生活に終止符を打つ。巨人・杉内俊哉投手(37)が今季限りで現役を引退することがわかった。

 通算142勝(77敗)を誇り、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも3度出場した名左腕だが、近年は故障に泣かされ、2015年10月に右股関節の形成手術を受け、17年4月には左肩痛を発症。1軍登板は15年7月21日の阪神戦が最後だった。

 甘いマスクに似合わず闘争心が旺盛で、ダイエー(現ソフトバンク)の04年6月1日のロッテ戦で2回7失点KOされると、悔しさのあまり、女房役の城島健司捕手の「利き腕はやめろ!」との制止を振り切りベンチを両拳で殴って、両手の第5中手骨を骨折。残りのシーズンを棒に振った逸話は有名だ。

 11年オフには4年20億円に加え、エースナンバー「18」を与えられる破格の条件で巨人へFA移籍。12年5月30日の楽天戦でノーヒットノーランを達成するなど活躍したが、股関節の手術を受けた15年のオフには、5億円から史上最大減額の4億5000万円減の年俸5000万円(+出来高)で更改。“天国から地獄”の思いを味わった。

関連ニュース