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西武「今年が優勝ラストチャンス」の悲壮 最後まで気の抜けない戦いに (1/2ページ)

 万が一今季優勝できなかったら次のチャンスがいつになるか、わかったものではない。

 パ・リーグ首位の西武は17日、2位ソフトバンク戦(メットライフドーム)に8-1で快勝し、直接対決3連戦で3連勝。優勝マジック「11」が点灯した。3・5ゲーム差まで追い上げてきた昨季王者を、3戦とも自慢の打撃で撃破。辻監督は「まさか3つとも勝てるとは。一番いい形。選手たちが束になって本当によくやってくれた」と相好を崩した。

 西武は2008年を最後に9年間も優勝から遠ざかっている。10年にはマジック4から敵地でソフトバンクに4タテを食らい大逆転V逸を喫しただけに、今回のチャンスはなおさらモノにしたいところだが、それだけではない。

 「今オフは雄星と浅村が出ていくことになるだろうから、これが“ラストチャンス”。これを逃したら、優勝できるのは10年後どころでは済まないかもしれない」。チーム内からこんな悲痛な声が挙がっているのだ。

 今季を含め3年連続2ケタ勝利を挙げている菊池雄星投手(27)はポスティングシステムでメジャーリーグ移籍が確実視されており、目下打点王争いトップの浅村栄斗内野手(27)は国内FA権を取得し争奪戦必至。巨人もしくはソフトバンクへの移籍がささやかれている。そうでなくても西武はFAでの流出が毎年の恒例行事となっており、来季も投打の軸が抜ける可能性が高い。

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