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【中山徹 俺にも言わせろ】トップ狙える3人の若手女子ゴルファー (1/2ページ)

 マンシングウェアレディース東海クラシックで香妻琴乃ちゃん(26)が首位と3打差を逆転し、ツアー初優勝をつかみ取った。最終日に8バーディー、ノーボギーの64をマークしての逆転劇は見ていて痛快だった。

 初優勝を挙げる時は、運もある。俺は後続組のアン・ソンジュが15番ホールからの3連続バーディーを決めたので、最終ホールもバーディーパットをねじ込んでプレーオフになると思っていた。

 だが、アン・ソンジュは絶好のチャンスをミスパットで逃して2位タイに終わった。勢いと実力からして外すわけがないと決め込んでいた俺をあっさり裏切ってみせた。勝利の女神が琴乃ちゃんに微笑んだのだろう。

 初Vを手にするまで琴乃ちゃんはややもすると人気先行だったが、この1勝で自信もついて、これからは度々優勝争いを演じると思う。なにせ、気の強さが顔ににじみ出ているし、ゴルフ自体も男っぽい。グリーンを狙うショットでは「ピンに絡め!」という気迫が毎回伝わってくる。いいね。勝負師を感じさせる。マッチプレー向きでもある。俺と同郷の鹿児島県人の優勝は、喜びも倍加するってもんだ。

 そんな琴乃ちゃん以上に、将来を嘱望されるのが、6位に入ったアマチュアの安田祐香、17歳だ。以前も話したが、プロと同格、いやそれ以上に落ち着き払ってプレーしているのが凄い。とにかく一喜一憂しない。ショット、プレーの良否に喜怒哀楽を見せない。マッチプレーなら最高最強の選手だと思う。まだ成長過程なだけに、体がもう一回り大きくなったら常勝するのではないか。宮里藍、勝みなみのようにアマチュア選手としてツアー優勝を飾れる逸材だ。

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