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“大学ナンバーワン右腕”東洋大・上茶谷大河が不調… 混迷するドラフト

 ドラフト1位候補の大学ナンバーワン右腕が思わぬ不調だ。東洋大の上茶谷大河投手(4年)が19日の亜大戦(神宮)に先発し、6回2/3で4失点(自責1)。チームも2-5で敗れた。

 1回2死走者なしから突然3連続四球で満塁のピンチを背負い、失策と適時打でいきなり3失点。7回にも先頭打者にストレートの四球を与えたのをきっかけに追加点を許した。

 「初回は丁寧にいきすぎてリズムを悪くした」と上茶谷。ネット裏には日米11球団のスカウト陣が駆けつけ、特に阪神は8人体制で視察する力の入れようだったが、パ・リーグ球団のベテランスカウトは「前回の登板もそうだったが、本来のキレが出ていない」と首をひねった。

 完成度で大学生随一とみられていた上茶谷が本来の制球とキレを取り戻せないままドラフトを迎えれば、もともと1位指名が割れる混戦模様だったが、さらに混迷を深めることになる。

 大安のこの日、上茶谷をはじめ、同僚の梅津晃大、甲斐野央、日体大の松本航、東妻勇輔らドラフト1位候補投手がプロ志望届を提出した。混沌から“真のドラ1候補”は現れるのだろうか。(片岡将)

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