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【中山徹 俺にも言わせろ】池田勇太“ブッチギリ”優勝の要因は? (1/2ページ)

 ダイヤモンドカップを池田勇太が制し、ツアー通算20勝を達成した。2位に6打差もつけての通算15アンダーは、狭いフェアウエーと深いラフの難しいコースセッティングにあって飛び抜けたスコアとしか言いようがない。

 大会が開催された武蔵カントリークラブ・笹井コースは、かつて2グリーンだったが、砲台型を保ったまま1グリーンに改造された。以前でも決して易しくはなかったが、コース改造によってさらに難易度は高まったと聞く。しかし、勇太にとっては「技を発揮できる」格好の舞台となったようだ。

 ティーショットでフェアウエーをとらえられないとグリーンに乗せづらい。ラフからグリーンキャッチにトライし、ドロップ(フライヤー)して、キャリーでグリーンオーバーする選手もいた。

 深いラフからのショットは、ツアープロでも難しい。ヘッドを強く打ち込むとフライヤーの度合いが増すばかり。ボール位置は通常よりも左足寄りにセットしておき、ヘッドが芝草に絡み、左に打ち出しやすいことをあらかじめ考慮して、フェースを開いたり、目標地点よりも右向きのアドレスで構えたりして打たざるを得ない。

 実はこれだけでは不十分。ラフからはソールすることは絶対禁物であり、ソールを浮かして構えて打ってこそ、フライヤーの度合いを最小限にとどめられるのだ。

 インパクトでソールが地面にドタンと接地すると、スイングの最下点がズレ、クラブフェース上部でボールをとらえてしまう結果となる。

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