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大砂嵐、格闘技デビューもリングネーム無断使用…

 元大相撲幕内の大砂嵐(26)が「RIZIN」(9月30日=さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技デビューしたが、ボブ・サップ(45)に3-0で判定負けを喫した。

 今年1月に力士が禁止されている車を無免許で運転し、事故を起こしていたことが発覚。3月に引退勧告を受けて角界を去っていた。

 実は、元師匠の大嶽親方(元十両大竜)は「あれ(引退勧告)以来会っていないし、連絡もない」。格闘技に転向する報告がないばかりか、しこ名をリングネームにする承諾もしていないというのだ。

 かつて元大関小錦がタレントに転向した際には、高砂部屋の由緒あるしこ名の使用が認められず「KONISHIKI」に改名。元横綱曙の場合は、当時の北の湖理事長が「曙は帰化して、あれが本名だから」と大岡裁きをみせたが、しこ名をリングネームにする元力士は少ない。

 大嶽親方は「(砂漠のイメージが強い)エジプト出身だし、本名がシャーランだからシャ(砂)、ラン(嵐)と私が勝手に考えて、それに“大”をつけただけ」と由来を説明。勝手に考えた割には上手いネーミングといえるが、「小錦は由緒ある名前だけど、大砂嵐はそんなに大事な名前じゃない。いちいち目くじら立ててもしようがないし、協会がヨシとするならいいんじゃないですか?」とリングネームを黙認している。

 それにしても世話になった師匠なのだから、報告ぐらいあってもよさそうなもの。「そういう人なんですよ。義理も人情も感謝も何もない。だから私の言うことを聞かないで『嘘をついておけばいいや』という考え方だから、ああいうことをするんですよ」と度重なる不義理にあきれ顔だ。(塚沢健太郎)

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