記事詳細

10年ぶり優勝の西武・辻発彦監督に聞く“コミュニケーション術” 「言ったほうがいいやつにはボロクソ言う」「積極的にいった失敗は責めない」 (2/3ページ)

 西武、横浜(現DeNA)で同僚だった秋元宏作バッテリーコーチ(50)も「現役のときは厳しい人だったけど、横浜のコーチのときは、冗談も言って今と同じ」というから、やはり中日時代は憎まれ役を買って出ていたのだろう。

 ヤクルトの現役時代からよく知る記者が本人を直撃した。

 --中日時代は厳しかったが、西武の監督になってから人が変わったと評判だ

 「そりゃコーチのときとは違う。監督が全部言うべきではないから、担当コーチに任せないと」

 --今の時代は若い選手を指導するのは難しい

 「これといって変えたつもりはないけど、昔とは違うということよ。1つの言葉を投げかけるにもそうだけど、いろいろなことを言うには、相手の性格とかを知らなければいけない。それで言葉を選んでいかないと。ボロクソ言った方がいいやつには、わざとボロクソに言うよ」

 --例えば?

 「(中継ぎの)平井とかは、打たれたときに『何やってんだ!』とか言った方が逆にスッキリする。それが合っているか、間違っているか、選手がどう感じてくれているか、それはわからんよ。ただ、選手によって接し方は変えている」

 --コミュニケーション能力が高いと、周囲は評している

 「そんなことないよ。俺は口べただし(笑)」

 --これまで選手として仕えた広岡達朗監督、森祇晶監督、野村克也監督、2軍監督や1軍コーチとして支えた中日・落合博満監督とはイメージが違う。影響を受けた監督はいるか

関連ニュース