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【中山徹 俺にも言わせろ】奈紗の3連覇を阻んだ微妙なズレ (1/2ページ)

 これが世界ランキング4位の実力よ! てな勝ち方で韓国の柳簫然(ユ・ソヨン)が日本女子オープンを制した。大会3連覇を狙った畑岡奈紗は、3打差の2位に終わった。

 ソヨンは、とにかく強かった。ショットもパットも、コースマネジメントも何枚も上手だった。たとえ同じパーでもソヨンは「4・0」なのに対し、畑岡は「4・5」って感じかな。限りなくバーディーに近いパーと、辛くもボギーを免れたパーの違い。それが1ラウンド18ホールではなく、大会4日間72ホールとなれば当然差は広がってくる。

 最終日、首位タイのソヨンに2打差でスタートした畑岡は、1、2番ホールで連続バーディーを奪った。この勢いで逆転し3連覇を果たすかもしれない。そう思った読者もいることだろう。

 しかし、追い越すのは難しいと俺は感じていた。ソヨンのプレーは知的で、落ち着いていて狙った地点へ確実にショットを運ぶ安定感があり、グリーンでも自信ありげにパットを打っていた。ゲームプランどおりにプレーし、スイングのリズムも乱れがなかった。

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