それでも最低限の誠意は示そうと、監督が練習場まで1人で毎朝ジョギングをしていることを知り、待ち伏せして1対1でお話させていただきましたね。男同士の約束なので会話の内容は伏せますが、その後周囲に「謝りに来たと思ったのに、あれが一番むかついた」と吹聴していると聞き、心底ショックでした。
私を排除した効果もあり、監督を怒らせると取材に差し障る危機感から、あなたへの質問はどんどん当たり障りないものになりました。采配に関する質問をすると、あなたはすぐ批判と受け止めて機嫌を損ねますから、試合後の会見はすっかり形骸化。人ごとのようなコメントばかりで、ファンを失望させました。
これだけ周りが気を使っても、9月19日には就任後初めて会見を拒否。12年ぶりにシーズン負け越しが決まった同29日の試合後、記者が誰もその点を質問しなかった空気は異常です。
苦言ばかりを書き連ねましたが、こうした悲劇はあなた以上に、無理を言って監督を引き受けてもらったのに、十分に支えてあげなかった球団や親会社に、一番の責任があると思っています。
下準備もないまま現役引退即監督。経験不足は当然です。どこのメディアも1年間は温かく見守る構えでしたが、一方で私はサポート不足が早くから気になっていました。1年目の開幕前に球団から4人目の野球賭博が発覚した際、他球団の監督の談話が出そろう中で肝心の高橋監督は「何もないよ」の一言。これでは悪い形で目立ってしまいます。しっかりフォローを、と記事にしましたが、以降もメディア対応で粗相は後を絶たず。本人が気づかないなら、誰かが助言してあげるべきでしょう。