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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】「お疲れさま」以外に言葉が… “たたき上げの流儀”巨人・山口鉄也の引退 (1/2ページ)

 巨人の山口鉄也投手(34)が今季限りで現役を引退します。

 2006年に年俸240万円(金額は推定、以下同)の育成選手として契約し、翌07年には支配下登録を勝ち取り1軍入り。08年から一昨年まで9年連続で60試合以上に登板(日本記録)したのですから、「お疲れさま」以外に言葉が見つかりません。

 ひとくちに60試合といいますが、彼のようなリリーフ投手の場合、ブルペンで肩をつくり準備を整えたところで自分の前に登板した投手が失点したり、味方打線が爆発してリードが広がったりして出番が消えるケースが多々あり、負担の大きさは数字では計れません。

 体の丈夫さに加え、「正直言ってここまでプロで活躍できるとは思っていなかったですから」というハングリーな姿勢が、いやな顔ひとつせず毎試合のようにマウンドに上がることを可能にしました。

 日本記録の通算324ホールドもマーク。14年から4年間、年俸3億2000万円ずつを稼いでいたのもうなずけます。

 僕は彼が入団した06年から中日に移籍していたので、チームメートだったことはありませんが、お互い巨人・阿部、内海らと一緒にグアムで自主トレを行っていたので、親しくさせてもらっていました。

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