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【中山徹 俺にも言わせろ】今平周吾、WGC辞退が初Vの布石に 「賞金王を獲る!」意地 (1/2ページ)

 今週25日から開幕する世界ゴルフ選手権(WGC)「HSBCチャンピオンズ」出場を回避したことで物議を醸した今平周吾(26)。

 目下、国内賞金ランキング1位となれば、日本ツアーを留守にするリスクは不要と考えたのだろう。周囲の騒音に耳を貸さず、「賞金王を獲る!」という思いを持っての決断だったと思う。

 何事も成し遂げるには、布石というものが必要だし、確固たる信念が大事だ。その強い思いにゴルフの神様も納得したわけではないだろうが、今季未勝利の今平はブリヂストンオープンでようやく優勝を果たした。未勝利で賞金ランク1位を考えれば、これまでどれだけ優勝争いに加わりながらも取り逃がしてきたかが分かる。

 最終日、首位に1打差で発進した今平だったが、前半終了時点で首位の川村昌弘に4打差をつけられた。だが11、13番でバーディー奪取。14、15番ではともに入れ頃外し頃の2メートル前後のパーパットをねじ込んだ。おそらく、この凌ぎのパットで逆転を強く意識したはずだ。

 パー5の16番は、ユーティリティー(UT、ロフト21度)で打った2打目が低い球でラインが出ていた。「グッドショット!」と俺は叫んでしまったよ。バーディーをもぎ取り、続く17番(パー3)もUTでピン2メートルにつけたんだ。これが逆転優勝への布石だね。

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