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楽天で続く“星野派”の粛清… ドラフトは「まるで星野さんの遺言みたい」

 楽天で“星野派”の粛清が続いている。28日には、早川実チーム統括本部プロアマスカウトアドバイザー(69)、仁村徹チーム統括本部スカウト部副部長(56)、後藤光尊スクール部ベースボールチーム楽天イーグルスアカデミーコーチ(40)の退団を発表した。

 すでにオリックス2軍打撃コーチへの就任が発表されている後藤氏を除く早川、仁村両氏は、1月に亡くなった星野仙一球団副会長(享年70)の側近中の側近だった。

 早川氏は中日時代、星野政権下で担当スカウトとして野口茂樹投手や荒木雅博内野手の獲得に携わり、楽天でも則本昂大投手を見いだした。仁村氏は中日で星野氏にレギュラーとして登用され、引退後は2軍監督、楽天でも1軍作戦コーチや2軍監督などを歴任した。

 5日には与田剛投手コーチ(52)=15日に中日1軍監督に就任=ら8人が退団している。夕刊フジ既報通り、星野氏とのつながりの強かったコーチ陣が一掃された格好だが、フロントにも“星野派”粛清の波が押し寄せたことになる。

 一方、25日のドラフト会議では2位で倉敷出身の大商大・太田光捕手、3位で星野氏の母校、倉敷商高の引地秀一郎投手(3年)。出身大学の明大からも渡辺佳明内野手(4年)を6位で指名した。「まるで星野副会長の遺言みたい」と球団関係者はいぶかしがったが、このドラフトが“星野派”最後のとりでだったのだろうか。

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