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スルガ銀行、日本サッカー界「完全撤退」で波紋… 協賛する2大会から5億円消失、「かぼちゃの馬車」で多額の負債を抱えたJリーガーも (1/3ページ)

 不正融資問題で揺れるスルガ銀行(本店・静岡沼津市)が日本サッカー界から完全撤退することが、夕刊フジの取材で明らかになった。同行は、Jリーグ・ルヴァン杯と南米サッカー連盟主催の国際大会コパ・スダメリカーナの優勝クラブ同士が対戦する『スルガ銀行チャンピオンシップ』の冠スポンサーと、過去97回の歴史を持つ天皇杯の特別協賛を務めており、2大会合計5億円以上が消えることになる。さらに同行から不正融資を受けて多額の負債を抱えたJリーガーは10人前後(すでに引退した選手を含む)にのぼるとみられ、波紋は広がる一方だ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 「スルガ銀行がチャンピオンシップの冠スポンサーと天皇杯の特別協賛を下りることは間違いない」。日本サッカー協会幹部が苦り切った表情で明かした。

 日本サッカー界とスルガ銀行は切っても切れない“蜜月関係”にあった。同行創業家出身で、1985年にわずか40歳でトップの代表取締役頭取に就任した岡野光喜氏(73)が、慶応大ソッカー(サッカー)部OBということもあり、“サッカーどころ”静岡のサッカー大会のスポンサーを続けてきた。

 2008年からは「Jリーグのクラブが世界に通用するビッグクラブへとつながる成長の場としてほしい」(岡野氏)とスルガ銀行チャンピオンシップを創設。天皇杯の特別協賛社にもなった。

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