記事詳細

今年は野手、来年の目玉は「打てる捕手」!? 近江高・有馬、智弁和歌山・東妻らにプロの注目集まる

 来年のことを言えば鬼が笑うというが、ドラフト会議(25日)の終わりは、同時に新たな1年の始まりでもある。

 来年のドラフト目玉は大船渡高・佐々木朗希、星稜高・奥川恭伸、創志学園高・西純矢、横浜高・及川(およかわ)雅貴ら最速150キロ超の超高校級投手。一方で、各球団がノドから手が出るほど欲しがる“打てる捕手”への期待が高まっている。

 セ・リーグの球団幹部が「来年は上位で捕手がぜひとも必要」と部下にゲキを飛ばすように、逸材がそろっている。

 今夏の甲子園で2年にしてマスクを被り近江高(滋賀)を同校17年ぶりのベスト8に導き、今秋から主将と4番も任される有馬諒捕手(2年)は同世代最高の捕手と目される。181センチ、75キロの体格もさることながら、二塁送球1・8秒台も記録した。プロの平均的捕手の目安は2・0秒。有馬の肩はすでにプロレベルにあるといっていい。リードや捕球技術も高く評価されている。

 今ドラフトでロッテに2位指名された日体大・東妻勇輔投手(4年)の5つ下の弟で智弁和歌山高の正捕手、東妻純平捕手(2年)もやはり新チームの4番を任される強打と強肩でプロの注目を集めている。

 大学では東洋大の佐藤都志也捕手(3年)は今ドラフトで上位指名された3人の好投手を各人にの性格に合わせた巧みなリードで引っ張った。

 俊足と巧打にも定評がある。すでに慶大の4番を任される郡司裕也、立大で2年春からレギュラーを獲得した藤野隼大の両捕手(ともに3年)にも熱い視線が注がれている。(片岡将)

関連ニュース