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【神谷光男 スポーツ随想】東京五輪から「ボクシング」除外危機 先月アマ登録した高山の出場も… (1/2ページ)

 東京五輪のボクシング会場は両国国技館だ。2011年に発覚した大相撲の八百長は再発防止への取り組みで根絶したはずだが、五輪のボクシングはどの大会でも、日本の「奈良判定」どころではない、大がかりな疑惑判定が付き物とされる。

 財政面のずさんさもあって、ガバナンスを問題視される国際ボクシング協会(AIBA)。その親玉が“麻薬王”とは困ったものだ。AIBAは今月3日の総会で会長代行だったガフール・ラヒモフ氏(ウズベキスタン)を新会長に選出した。カネにものをいわせ票をかき集めたのか、134票中86票を占める圧勝ぶりだった。

 中央アジア有数の麻薬密売人との関係を疑われ、米財務省から犯罪者と指摘されている人物。かねてからの警告通り、東京五輪の実施競技から外される可能性がより強まった。

 疑惑だらけだった山根明・日本連盟前会長が辞任して国内のボクシングはせっかくスッキリしたのに、総本山がこれでは元のもくあみだ。

 日本連盟の鶴木良夫副会長は「まずい結果になったが、どんな形になろうとも東京五輪で実施してほしい。100万人を目標に署名を集め、IOC理事会(30日から東京)に提出したい」。

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