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「ポスティング申請」菊池雄星めぐる追い風と逆風 「3番手以下」評価も有力投手不足 「ブルペンデー」流行で先発値崩れ (1/3ページ)

 西武は3日、米大リーグに挑戦する菊池雄星投手(27)がポスティング制度を利用するための申請手続きを行った。貴重な左腕先発だけに関心は高いものの、昨季の肩故障の影響もあって「先発3番手以下」と評価する球団が多い。メジャーの一流先発投手のような1億ドル(約110億円)超の大型契約は望み薄とされるが、今オフの米移籍市場には有力投手が少ないという優位性もある。辣腕代理人のスコット・ボラス氏(66)がどこまで好契約を取り付けることができるか。約1カ月間の攻防が始まる。 

 菊池に対する最新の評価について、野球専門サイト『MLB TRADE RUMORS』は「メジャーの球団の菊池に関する関心が強まってきた。少なくとも西海岸のドジャース、パドレス、ジャイアンツ、マリナーズなどが関心を示している。何より、彼の27歳という若さが武器になっており、パドレスは6年4200万ドル(約47億円)を用意している」と報じた。年俸にして700万ドル(約8億円)だ。

 米野球データサイト『ファングラフス』は、「4年5700万ドル(65億円)もありうる」としている。決して安くはないが、田中将大が2014年からヤンキースと結んだ7年1億5500万ドル(約161億円、年俸23億円=当時のレート)には遠く及ばないと予想されている。

 それでも渡米時としては、07年に松坂大輔がレッドソックスと結んだ6年5200万ドル、12年にダルビッシュ有がレンジャーズと結んだ6年5600万ドルと同レベルを狙える情勢だ。

 菊池は10年のプロ入り後しばらくは伸び悩んだものの、16年に初の2ケタ勝利(12勝)を挙げると、17年には最多勝(16勝)、最優秀防御率(1・97)の2冠を獲得。今季も14勝で3年連続2ケタをマークした。

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