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「浦和では1年持たないと思っていた」下馬評を覆したオリベイラ監督 (1/2ページ)

 オリベイラ監督(68)にとっては実に大きな勝利となった。

 平成最後のサッカー天皇杯決勝(9日=埼玉スタジアム)で、浦和が仙台を1-0で下し12大会ぶり7度目の優勝を決めた。賞金1億5000万円と、昨年制覇したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権も獲得。「謙虚に、協力し合って戦う姿勢をみせた」と指揮官は誇らしげにうなずいた。

 堀孝史監督の下で今季開幕早々つまずいた浦和は、4月に元鹿島監督のオリベイラ氏を招へい。リーグ戦は就任後も11勝8敗6分、最終順位も5位にとどまったことから、今季限り解任論が噴出した。最後に残された天皇杯で4強入りした時点で「合格点」にこぎ着け、最終的にタイトルを獲得してみせたのだから、さすがにしぶといというべきか。

 1993年に開幕したJリーグで3連覇を達成したのは、オリベイラ監督が指揮した鹿島の07-09年のみ。日本代表監督に何度もリストアップされている。特に15年にはアギーレ監督が八百長疑惑で解任された後、最終選考まで残った。しかしこの時は「持病の心臓病が悪化していた」(日本協会関係者)こともあり、ハリルホジッチ氏(68)に決まった経緯がある。オリベイラ監督も日本代表監督のオファーについては「できれば鹿島にいたときに声をかけてもらいたかった」と未練ありあり。

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