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【神谷光男 スポーツ随想】早慶明が“死のブロック” 帝京だけが「高みの見物」に… ラグビー大学選手権 (1/2ページ)

 帝京大が10連覇をかける全国大学ラグビー選手権が16日に始まる。早大が31-27で明大を下した2日の関東大学対抗戦最終戦の結果、確定した組み合わせを見たラグビー好きの友人が「とんでもない組み合わせだね」と苦笑いした。

 帝京大が対抗戦1位でシードされた反対側に、早大(同2位)、慶大(同3位)、明大(同4位)と関東リーグ戦1位の東海大の4校が集まった。あらかじめヤマ型は決まっていて、そこに当てはめた結果だが、まさに「死のブロック」。帝京大が「高みの見物」といったところだ。

 対抗戦で8季ぶりに帝京大を23-15で下し「今度こそ重戦車FW復活」と思わせた明大は、早大に勝っていれば6勝1敗の同率優勝ながら当該対戦で1位扱いとなり、帝京大の枠に納まることができた。しかし敗れて2敗で慶大と3位に並んだことで、当該対戦の結果4位扱いと天国から地獄へと突き落とされた。

 関東対抗戦、リーグ戦、関西リーグ戦とも上位3校が選手権の出場権を得るが、前々回から別に前年度選手権の決勝進出2校の所属リーグにも出場権が与えられている。前年度は帝京大-明大だったため対抗戦が2枠増え5位の筑波大までおこぼれにあずかった。

 これはおかしい。大学スポーツは毎年メンバーが入れ替わる“水もの”。前年の成績で枠を決めるのは不公平きわまりない。以前のように4校ずつなら筑波大のところに明大が入り、準決勝は順当なら帝京大-明大の再現になったかもしれない。

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