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【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】巨人“大補強”も実態は…優勝争いは広島中心!? (2/2ページ)

 実績のある岩隈久志投手、中島宏之内野手もここ数年故障がちで、今季どれだけやれるかは未知数だ。2年連続MVPの丸佳浩外野手が加わったことは確かに大きいが、丸を失った広島も長野を獲得して戦力ダウンを最小限にとどめることができた。バティスタ、メヒアといった潜在能力をひめた外国人選手もいる。僕はいまのところ、今年もセ・リーグの優勝争いは広島を中心に回るのではないかとみている。

 不気味なのが昨年最下位の阪神だよ。2ケタ勝利を挙げた投手を2人も補強(前オリックスの西=昨季10勝13敗、前中日のガルシア=同13勝9敗)。メッセンジャーが国内FA権取得の条件を満たして今年から登録上日本人選手扱いになり、外国人選手をもう1人使えることも大きなプラス材料だ。3年連続で不振だった藤浪にも昨季終盤に復調の兆しがみえた。優勝争いに参入する可能性が十分あると思う。

 ■山崎武司(やまさき・たけし) 1968年11月7日、愛知県生まれ。愛工大名電高からドラフト2位で中日入り。以後オリックス、楽天、再び中日と渡り歩き2013年限りで引退。中日時代の96年に本塁打王、楽天時代の07年には本塁打・打点の2冠王に輝いた。27年間で通算1834安打、403本塁打、1205打点。後輩の面倒見のいい親分肌で、愛称はジャイアン。

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