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御嶽海、再出場で懸賞99万円奪取 勝ち越しも見えてきた (1/2ページ)

 ■大相撲初場所11日目=23日、東京・両国国技館

 休場明けに、いきなり懸賞33本。手取り99万円の荒稼ぎ。7日目から4日休んで再出場した小結御嶽海(26)が、全勝の横綱白鵬を電車道で押し出し、満員の館内はザブトンの雨で土砂降りになった。

 「自分の相撲を取ることだけ考えた。休場は悔しかったので、その悔しさをぶつけるつもりだった」と、御嶽海は信じられないような表情で振り返った。

 初日に稀勢の里に土をつけ、鶴竜、豪栄道と3日目までに2横綱1大関を撃破。4日目には先場所優勝の貴景勝を下す破竹の勢いで「優勝争いにも絡むのでは」と期待が集まった。

 しかし好事魔多し。5連勝後の6日目、妙義龍に敗れた際に左足を痛め休場。一昨年春場所から12場所守った三役の座から、ついに転落かと思われた。

 残り5日。まだまだ勝ち越しのチャンスは残っている。休場して2日目には治療のかたわらしこを踏み、師匠の出羽海親方(元前頭小城乃花)に「もう大丈夫。出たい」と訴え再出場となった。

 今場所は元貴ノ岩が暴力問題で引退し幕内が1人減の上、稀勢の里が引退、鶴竜、栃ノ心が休場。11日目には千代の国、琴勇輝も休場した。

 「取組編成は危機的状況」と藤島審判副部長(元大関武双山)。そんな中での再出場だけに「一筋の光だ」と御嶽海の意欲を買った。

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