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【神谷光男 スポーツ随想】「五輪担当大臣」なんていらない! 言葉の使い方は中学生以下… (1/2ページ)

 オリンピック担当大臣とは、極論すれば誰がやろうが、どうでもいいポストらしい。

 それはそうだろう。担当大臣がいなくても、東京都や組織委員会がちゃんと事を進めている。国は金を出すくらいで、「ああだ、こうだ」と五輪そのものに口を出す立場ではない。

 これまで担当大臣は遠藤利明氏、丸川珠代氏、鈴木俊一氏と3人いたが、存在感はなかった。ところが、4代目の桜田義孝氏になって俄然脚光を浴びている。

 日本中をびっくりさせた水泳の池江璃花子の白血病公表。感想を求められた桜田氏は言ってしまった。「金メダル候補で日本が本当に期待する選手なので、がっかりした」「1人リードすると、みんなつられて盛り上がる。盛り上がりが若干下火にならないか心配している」

 発言は4分以上で、そのうち1分ほどを切り取ったもの。「治療に専念して、1日も早く元気な姿に戻ってもらいたい」と前後ではごくまともなことを言っているのに、何を血迷ったのか。

 はじめから失言目当てのマスコミに“はめられた”との見方もあるが、たとえそうであっても言葉の使い方がなっていない。「綸言(りんげん)汗の如し」で一度口から出た言葉は消せない。

 問題は過去の国会答弁などで大臣の資質が全くなく、そのへんの中学生の方がまだまとも、とみんなが感じている人が担当大臣に居座っていることだ。

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