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【江尻良文の快説・怪説】パ・リーグ開幕カード「ソフトバンクVS西武」 サプライズの辻か?熟慮の工藤か? 対照的な両指揮官…3月29日どちらが笑う?

 パ・リーグの今季開幕カードは、ソフトバンクと西武がいきなり激突(3月29-31日=ヤフオク)。今月18日に早々と「開幕投手・多和田真三郎」をサプライズ発表した西武・辻監督。これを受けたソフトバンク・工藤監督は「ウチは今月いっぱいで決める」と対照的に熟慮の構え。笑うのはどちらか。

 辻監督は昨季、就任2年目で10年ぶりにリーグ優勝を果たしながら、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでシーズン2位のソフトバンクに敗れ、日本シリーズには出場もできず。今季は1997、98年の東尾西武以来のリーグ連覇と21年ぶりの日本一を目指す。

 その意気込みを示すように、辻監督は宮崎・南郷1次キャンプ打ち上げの手締め後、スコアボードに「開幕投手 多和田真三郎」と表示するサプライズ。エース菊池がマリナーズに移籍したことから、昨季16勝で最多勝に輝いた多和田の開幕投手は順当だが、その発表方法は意表を突き、多和田の男気に訴える効果もありそうだ。

 一方、工藤監督はそれには乗らない。千賀の2年連続VS東浜の初の名誉の一騎打ち-と予想される開幕投手決定には慎重な構えだ。2人の激しいエース争いをリーグV奪回の起爆剤にしたい指揮官は、ナインが納得できるように人選に慎重を期しているともいえる。(江尻良文)

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