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球児の「投球過多問題」への一石! 日本ハム右腕・立田将太が投じる「高校時代に“投げない”選択」 (1/2ページ)

 横浜DeNA・筒香嘉智外野手(27)が最近、球児の投球過多問題などについて積極的に提言。評論家の桑田真澄氏(50)も沖縄・国頭の日本ハム2軍キャンプを訪れた際、ドラフト1位の吉田輝星投手(18)=金足農高=について「(高校で)使いすぎ、投げ過ぎ。大人が選手を守らないといけない」と甲子園で881球を投げ抜いた右腕を気遣い、球児を守るためのルール作りを訴えた。

 そんな議論に一石を投じる投手が、日本ハムにいる。5年目右腕・立田(たつた)将太投手(22)は高校時代に“投げない”という選択をしてプロに入った、異色の存在だ。

 奈良県河合町出身の立田は小、中学時にエースとして全国制覇。県内外の名門校からの誘いを断り、県立大和広陵高に進んだ。県内の同学年に智弁学園の岡本(現巨人)がいたが、2年春の選抜大会に出場している。

 「小学校の頃から『プロに行きたい』ではなく、『プロで活躍する』という目標でやってきました。甲子園はゴールではなくて通過点。『ケガをしてでも』という考えはなかった」

 夏の県大会のシード権がかかる春季大会では登板を拒否。「同級生からは『なんで投げないんだ』と思われていたし、ワガママといわれたこともある。孤独に感じたこともあります」

 主張を続けることで生まれる指導者や友達との軋轢も恐れず、「誰よりも練習したし、一切手を抜かなかった。『先を目指している』という自分の言葉に嘘をつきたくなかった」。

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