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阪神“鳥谷効果”で遊撃争い活性化 北條史也、木浪聖也ら台頭

 阪神・鳥谷敬内野手(37)の遊撃再挑戦がチームに波及効果をもたらしている。宜野座キャンプで展開される北條史也、ドラフト3位ルーキー・木浪聖也(ホンダ)、植田海らとの定位置争いは激しさを増し、首脳陣はうれしい悲鳴。球団幹部も「誰がポジションを取っても遊撃のレベルアップにつながるのは確か」と目を細めた。

 何より大ベテランの鳥谷がキャンプ初日から通常の練習メニューに参加したことが、ライバルを刺激している。中でも進化が際立つのは、ここ2年低迷していた24歳の北條だ。17日の日本ハムとの練習試合では、「3番遊撃」で先発した鳥谷のあとを受けて出場し2安打。第4クールのMVPに選んだ矢野監督は「めちゃくちゃいい。ずっといい。打撃に内容がある」とほめちぎった。

 1月の自主トレではヤクルト・山田哲から打撃指導を受け、鳥谷が遊撃に戻るのを知って必死に取り組んだ。いかに広角に打ち分けるか。そのコツをつかみつつある。

 もうひとり、猛アピールを続けるのは新人の木浪で、17日まで紅白戦を含め実戦4試合連続安打。「使える。足りないところがホント少ない」と矢野監督は急速に評価を高めている。

 現状は北條が先頭を走り、僅差で鳥谷。そのあとを木浪、植田が追うといった展開。開幕まで予断を許さない。(スポーツライター・西本忠成)

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