記事詳細

【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】一部の度を過ぎた行為が、ファンと選手の“ふれあい”奪う (1/2ページ)

 中日・松坂大輔投手がファンに右腕を引っ張られて肩を痛めた騒動には、いろいろ考えさせられた。

 僕の現役時代などに比べ、プロ野球界はファンサービスに関してかなり努力していると思う。選手とファンの距離はすごく近くなった印象だ。

 チームが勝つこと、選手が活躍することが最大のファンサービスであることに変わりはないが、球場で野球さえやっていればお客さんが来てくれる時代ではない。レプリカユニホームを配ったり、手を替え品を替え、あらゆる世代にアピールしなければならない。

 基本的に、こういったことは良い傾向だと思っている。ファンもマナーをわきまえてくださる方々がほとんど。ただ、僕から見て一部、ほんの一部なんだけど、度を過ぎた行為が散見されるのも事実だ。

 練習のスケジュール上、選手はすべての方々にサインをする時間がなくて途中で切り上げざるをえないケースがあるのだけれど、そういうときに「なんだよっ、オレはまだもらってねえよ」「どこがファンサービスだっ」といった罵声が飛ぶことがある。

 ネットオークションなどで選手のサインが転売され、高額で取引されることがあるのは、選手にとって極めて不本意だ。

関連ニュース