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ラグビー代表合宿で磨かれる日本の武器「世界最速パス&低いタックル」 W杯まで7カ月 (1/2ページ)

 9月20日から日本で開催されるラグビーW杯に備え、東京・町田市内で行われている日本代表候補合宿が第3クールに入った。

 『まずはじっくりと体作り』(ジェイミー・ジョセフHC)の方針から、連日ランニングなど基本的なフィットネス強化が主な内容だが、その中でひっそりと、日本のお家芸の“高速パス”、巨体の突進をなぎ倒す“低いタックル”に磨きをかけている。

 日本が世界に誇る高速パスの練習は、4本の棒を立て、それぞれの棒のうしろ約2メートルのところに選手4人が短い間隔で横に並び、走りながら端から端へパスを回す。前に立ててある棒に触れる前に最後の4人目の手に渡るスピードでだ。

 ボールは手に触れたか触れないかといった感じで、パッ、パッ、パッとパスされる。まばたきする間に4人の手の上をボールが移動する。

 もともと手先が器用な日本選手のパスは速く、外国人にはまねできないものだ。まだ今のように世界に認められていない時代の日本代表バックスでも、ハーフからスタンドオフ、第一センター、第二センターの手を経てウイングが受けるまでの時間を調べたら、クイックパスのときで3秒6-3秒8だったという。

 外国ではどうかというと、一人のパスの距離は長いが、速さは比較的スピーディーな豪州やフランスでも4秒以上。つまり日本のパスの速さは世界最速なのだ。

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