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日本ハム・斎藤佑樹、最速137キロと向き合う現実 「ファイターズを出されるなら辞めます」 球威捨て必死で覚えた秘密兵器とは (1/3ページ)

 日本ハム・斎藤佑樹投手(30)が20日の楽天との練習試合(金武)に先発し、3回無安打無失点3奪三振の快投。米アリゾナでの韓国NC戦でも2回、打者6人をパーフェクトに抑えており、これで5イニング連続無安打投球となった。とはいえ、誰が見ても崖っぷちのプロ9年目。この日の最速は137キロにとどまった。現実を見据え、自分の身の丈に合った投球術に生き残りをかけようとしている。(片岡将)

 “春の珍事”で終わらせるわけにいかない。「毎年この時期は比較的抑えられているので…。結果が出たとはいえ、楽天打線がまだ試合に慣れていないのもある」。文句の付けようのない結果にも、浮かれたところはみじんもなかった。

 立ち上がりは昨季新人王の田中和、島内、西武からFA移籍の浅村を3人で退け、2回にはさらに“進化”を示した。

 先頭の新外国人ブラッシュ(前エンゼルス)は内角をツーシームで攻めながら四球で歩かせたが、続くウィーラーに対してもひるまず内を突き、最後は外角スライダーで遊直。

 銀次にも内角を存分に意識させた後、カウント2-2から、外角のボールゾーンからストライクに飛び込む“バックドア”のスライダーを打たせて、遊ゴロ併殺打でこの回を切り抜けた。

 銀次は「ちょうど打ちたくなるコースに、予想していなかったボールが来た。スピードはないけど、変化量が大きい。これまでにはなかった攻めだと思います」と面食らった様子。

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