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【2019年Jリーグ それぞれの開幕】杉本健勇、愛着あるC大阪を離れた理由「ここで活躍できなければ…」 (1/2ページ)

★(3)浦和FW杉本健勇(26)

 ポジションが約束された愛着深いセレッソ大阪から、激しい競争と最大級のプレッシャーが待つ浦和レッズへ。森保ジャパンにも選出されたFW杉本健勇(26)を移籍へと突き動かしたのは、中堅に差しかかったストライカーとしての危機感と背水の思いだった。

 中学生年代のU-15から心技体を磨いてきた、愛着深いC大阪を離れるのは3度目だ。最初は2012年3月。ロンドン五輪代表に食い込む上で、1チームから最大3人という選出規制の適用を逃れるために、J2東京Vへ7月中旬まで期限付き移籍。扇原貴宏、清武弘嗣、山口蛍とともに晴れて代表に名前を連ねた。

 次はC大阪がJ2へ降格した15年。川崎Fへ完全移籍するもわずか1年後、J1復帰を逃した古巣へのUターンを決めた。批判されるのを覚悟で出戻ってきた心境を当時の玉田稔社長はこうおもんばかっている。

 「隣の芝生は青く見えるというか、思うところがあって出ていったと思いますが、最後は『自分がセレッソをJ1に上げる』という気持ちになったと聞いています」

 J2で苦戦する古巣の姿を介して、心の奥底で強く脈打つセレッソ愛に改めて気がついた。J1に戻った17年、杉本は無冠だったC大阪にルヴァン杯と天皇杯をもたらす原動力となり、リーグ戦では得点ランク2位の22ゴールを量産。ハリルジャパンにも選出され、ゴールも決めた。

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