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イチロー、8打席ぶりの「生き残り安打」  同僚・雄星は次戦登板に備え軽め調整

 マイナー契約の招待選手としてキャンプに参加しているマリナーズのイチロー外野手(45)が1日(日本時間2日)、オープン戦のブルワーズ戦(ピオリア)に「7番・右翼」で先発。1打席目に8打席ぶりの安打となる中前安打を放った。3打数1安打1得点。試合は7-3で勝った。

 2試合ぶりの先発。生き残りをかけた大事なキャンプでややバットが湿りがちだったが、この日は持ち前の積極的な打撃が功を奏した。

 2-0とリードした2回無死走者なしで迎えた1打席目。初球の97マイル(156キロ)の剛速球をはじき返し、剛球右腕バーンズの足下を抜いて中前安打とした。

 2月22日のアスレチックス戦(ピオリア)以来となる出場4試合ぶりの快音。塁上では足を警戒されてけん制球を3球続けて受ける場面も。後続の適時打などで生還した。

 「振りに行かないと振れないから。知らないピッチャーだしね。とりあえずそういう姿勢でいかないと最後の(打席)みたいに追い込まれるから」

 アピールするためには、もう1本欲しいところだったが、2打席目は投ゴロ。3打席目はファウルで粘ったが、右腕ウィリアムズの速球をとらえきれず空振り三振。6回表の守備から退いた。

 オープン戦通算は5試合出場で、11打数2安打2打点1盗塁、打率・182。動き自体には衰えやブランクは感じさせないものの、レギュラーポジションを奪取するという目標を達成するにはまだ物足りない成績だ。

 特に三振が4と多いのが気になるところ。姿勢を低くしてから振り出す新フォームのせいか、やや振り遅れる場面がある。

 守備では4回に飛球をオープン戦で初めてキャッチ。「(攻守には)リズムもある。(打球が)来ないからといって、何も(してい)ないということはない」とした。

 同僚の菊池雄星投手(27)は2日(同3日)のロイヤルズ戦登板に備え、軽めに調整。イチローも出場予定メンバーに入っており、2人が同時にプレーする可能性もある。

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