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巨人・原監督から清宮クンへ「マメのケアが大事」 “有鉤骨骨折の先輩”がアドバイス

 経験者は語る。右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折が判明した清宮幸太郎内野手(19)は5日、都内の病院で骨片摘出手術を受け無事終了。実戦復帰まで3カ月の見通しとなったが、同じ個所を骨折した経験を持つ巨人・原監督がアドバイスを送った。

 現役時代の1986年9月24日の広島戦(後楽園)で、津田恒美投手の豪速球をファウルした際に左手有鉤骨を骨折。実はいきなり骨折したわけではなく、「(それ以前に)守備で(打球に)飛びついて手首を痛めていて、おかしかった。兆候はあった」と明かす。

 有鉤骨骨折は長距離打者に多い。原監督は「清宮君がなったぐらいだから、そうでしょう。(手のひらの)マメができて固くなった部分と(バットの)グリップの固い所が、固いもの同士でぶつかり合うと負担がかかってしまう」と説明。

 その上で「打者の手をみればわかるけど、(小指の付け根付近に)マメができるから、ここを手入れしないといけないんだよ」と日頃のケアの重要性を説いた。

 原監督はこの骨折が原因で打撃の構えを改造。翌87年に34本塁打を量産するなど、骨折後も198発のアーチを描いたが、骨折前のスイングを取り戻すことはできず、「事実上、バッター原辰徳はこの骨折のときに終わりました」と振り返るほどの“致命傷”になってしまった。

 「時間はかかると思う」。原監督は自身の経験を踏まえ、バットを振れるようになっても、本来のスイングができるようになるまでは大変だと指摘。ホームランアーティストの先輩として清宮を思いやっていた。

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