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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】東京五輪は「金栗四三の教訓」忘れるな! 今夏が猛暑対策シミュレートの好機 (1/2ページ)

 あと1年4か月に迫った東京五輪ですが、運営面での心配が懸念されています。未曽有の猛暑で選手および、観客の健康面が危惧されているのに、対策が進んでない、そんな気がしてなりません。

 先日、ゴルフ競技会場の、霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)で、コースのお披露目イベントが行われました。オリンピックに向けた改造を自慢するために、ゴルフ界のレジェンドがラウンドし、メディアが報道しました。この企画そのものは、あっ、そうですかって感じですが、問題は猛暑対策のシミュレーションが、さほど行われてないことです。

 ちょうど、NHK大河ドラマの「いだてん~東京オリムピック噺~」では、金栗四三のストックホルム五輪初参加の、珍道中が描かれていました。これから、どうなるか? 史実によると、金栗はマラソンに参加したものの、日射病で倒れて、行方不明になります。沿道の人に助けられて、意識が戻った時は、マラソン競技は終了していたという、トホホな結果です。

 今年の東京マラソンだって、冷たい雨で気温は5度。注目選手が途中リタイアしたじゃないですか。この流れだと、来年の東京五輪は、気候変動で急病人が出ることが、十分予想できます。

 今年の夏が、猛暑五輪をシミュレートできるラストチャンスです。ぜひゴルフとマラソン、競歩は、それをやっていただきたいのです。

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