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「イチロー巨人監督」渡辺主筆が描いた構想の行方 パーティー会場ではニアミスか 7年前は直接オファーも固辞 (1/3ページ)

 読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏(92)には、大きな夢があった。マリナーズ・イチロー外野手(45)の巨人監督就任-。2012年の米大リーグ日本開幕戦当時は、その構想を誰はばかることなく公言し、本人にオファーしたこともあったほど。あれから7年。イチローの現役引退が目前に迫り、2人は19日のパーティー会場で同席した。渡辺氏のイチロー熱はまだ冷めずにいるだろうか。(米沢秀明)

 大リーグ日本開幕戦(20日=東京ドーム)を翌日に控えた19日、都内のホテルで「MGM MLB開幕戦 レセプションパーティー」が開かれた。マリナーズとアスレチックスのメジャー選手と家族、関係者が集まって盛大に行われた。

 開場時間を少し過ぎた頃、会場後方からまばゆいフラッシュの光の中をくぐり抜けるようにイチローが入場。ダークなジャケットにネクタイ姿。会場中央で関係者と談笑を始めた。

 その数分後、再びフラッシュ音が鳴り響くと、今度は渡辺主筆が登場。公の場に姿を見せたのは3カ月ぶり。つえをつきながら、ゆっくりした足取りでイチローの背後の近いところまで歩いていったが、人混みにさえぎられるようにニアミスでの開会となった。

 渡辺氏はその後壇上に上がり鏡開きに参加。右手で木づちを降ろし、7年ぶりのメジャー開幕戦の日本開催を祝った。一方のイチローは、翌日に試合を控えているとは思えないほど、赤ワインのグラスをハイピッチで空け続けた。

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