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【中山徹 俺にも言わせろ】大大大好きな愛ちゃん「5勝して賞金女王」いけるぞ!

 俺の大、大、大好きな愛ちゃんこと、鈴木愛(24)が今季ツアー2戦目「ヨコハマタイヤ・プロギア・レディース」で早くも優勝した(爆笑)。

 なぜ、大好きかって? あのプクップクッとした体つきが、俺の愛娘とそっくりだし、ボギーを打った時のふてくされたような態度が愛嬌にあふれている。喜怒哀楽が表に出る素直な性格の選手だと俺は思っている。

 開幕戦では予選2日間ともオーバーパーを叩き、1打及ばず29試合ぶりの予選落ちを喫した。その悔しさから、スコア提出後はトイレに直行し、泣きに泣いたという。

 どうよ? 予選落ちした次の試合で逆転優勝をしてみせるなんて「愛ちゃん、半端ない」(古過ぎるフレーズか)。

 2015年と18年に2回もプレーオフで負けている大会でもあり、「絶対勝ってやる!」の思いが一段と強まったのだと思う。

 首位と2打差で最終日をスタートし、2番、3番での連続バーディーで首位を早々にとらえた。ツアー通算9勝、17年の賞金女王は伊達じゃない。試合の作り方を知っている。終わってみれば2位に4打差をつけての逆転優勝。安定感があり、接戦でも突き放し方を心得ているようにすら見える。

 緊張すればするほど、動作が早くなりやすいものだ。小さな筋肉でボールを打ってしまうからだが、愛ちゃんはショットもパットもヘッドを終始ゆったりリズムで振り上げ、振り抜く。特にパットはゆっくり振り上げ、ノーヘッドアップで振り抜き、必ずと言っていいほどボールをカップオーバーのタッチで打つ。ショートはしない。

 強気のパットで片づけてはいけない。ラインの読み方もうまく、自分を信じて打てるからこそ、カップオーバーのタッチで打てるのだ。

 春先は風向きが目まぐるしく変わる。他の選手は球質が軽かった。ボールを押さえ込むショットにたけている愛ちゃんは、重い球を放っていた。「5勝して賞金女王」と公言したそうだが、その可能性はきっと大だな。(中山徹)

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