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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】“三銃士”の美しい連携で生まれたゴール 誰かがボール持った瞬間スイッチ入る

 キリンチャレンジ杯(22日・コロンビア戦、26日・ボリビア戦)で目立っていたのが、中島翔哉(24)=アルドハイル、南野拓実(24)=ザルツブルク、堂安律(21)=フローニンゲン=の“三銃士”。

 1-0で辛勝したボリビア戦唯一のゴールも、この3人の美しい連携によって生まれました。後半31分、堂安がセンターサークル付近でボールを持った瞬間、中島、南野を加えた3人の“矢印”が一斉に前を向きます。パスを受けた南野が、後ろから追い越していく中島にボールを預け、中島のテクニックも相まって決勝ゴール。3人でゴールまでいくぞ、とばかりにギアを入れ替え、決め切ったプレーでした。

 3人のうちの誰かがボールを持った瞬間、スイッチが入る。いいですよね、これがサッカー選手がよくいう『イメージを共有する』ということなのです。これができるようになると、サッカーは何倍も楽しくなり、プレーの幅も広がります。

 南野は「3人お互いの理解が日に日に深まっている」とコメントしてました。年齢が近ければ近いほど、イメージを共有しやすく、広がりやすいのも事実です。この3人は今、日本代表でプレーすることが楽しくてしようがないんじゃないかな。代表だけでなく、できればクラブでも一緒にいてほしい、そう思っているはずです。

 この三銃士の存在は、森保ジャパンのストロングポイントになりました。今後も日本代表を引っ張ってくれるでしょう。(元J1横浜監督・水沼貴史)

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