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【江尻良文の快説・怪説】「やたら偉そうだけど、そんなにすごい人?」と言われてしまう…張本勲氏のすごさとは

 今どきの若いファンの間では、「やたら偉そうだけど、そんなにすごい人なの?」などといわれてしまっている球界ご意見番の張本勲氏(78)だが、もちろんかなりすごい。

 14日にTBSテレビ系列「サンデーモーニング」に出演した際、「ちょっと自慢してやろうか。アメリカと日本に1人ずつしかいない。(通算)3割、500ホームラン、300盗塁。私とウイリー・メイズしかいない。どうだ、参ったか」とまくし立てた。

 実際、確実性、長打力に俊足まで兼ね備えた張本氏は通算打率・319、504本塁打、319盗塁。さらに張本氏の代名詞といえば、日本プロ野球歴代1位の通算3085安打である。

 「ワンちゃんが“世界の王”なら、オレは“アジアの張本”」と、メジャー記録をしのぐ通算868本塁打を誇るプロ入り同期の巨人・王貞治(現ソフトバンク球団会長)には敬意を表するが、実は「本塁打より打率の方が難しい」との自負を持っている。

 「本塁打だけを狙うなら、オレでもシーズン40本や50本は打てる。本塁打は積み重ねで、減ることはないから。難しいのは打率だ。何試合かヒットを打たなければ一気に下がる。だから、あえて難しい打率の方に挑戦した。ホームランの方はワンちゃんに任せてね」

 日々変動する打率の世界で首位打者7回は、オリックス時代のイチローと並ぶ最多記録。これが一番の自慢だ。(江尻良文)

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