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【特別企画 レジェンドたちの改元】岡野雅行氏の愛称「野人」誕生秘話 きっかけは「お前、野人みたいな格好だな」 (1/3ページ)

★鳥取GM・岡野雅行(6)

 --“野人”の愛称はいかにして生まれたか

 「1994年(平成6年)に浦和レッズに入団しました。あの年は豪州でスプリングキャンプ。選手がたくさんいて、先輩たちには口も利いてもらえませんでした。福田(正博氏=元日本代表FW)さんは目も合わせてくれませんでしたから(笑)。しかたなく友人たちに聞いたら、日本は冬だけど、南半球の豪州は『日本の夏のイメージだよ。暑いから』といわれて、よーし、じゃ、洋服を買わなきゃって。『Jリーガーになったんだから、渋谷に洋服を買いに行こう』って張り切っていったんです」

 --そういう流れになりますよね?

 「ですよね? Tシャツや短パン、サンダルも買いました。あと成田(空港)まで寒いからブランドものの上着も。空港に着いたら監督、選手はもちろん、チームスタッフまで全員スーツなんです。えーっ、ヤバイじゃん、ってなりました。そうしたら、今まで口を利いてくれなかった先輩たちから『おまえ、ナメてんかぁ? オレたちはプロなんだぞ』ってドヤされて。そんな中、レギュラーGKだった土田(尚史氏=現J1浦和スタッフ)さんが『おまえ、野人みたいな格好だな』って言ってくれました。そこで初めて新聞にも載ったんです。(親指と人さし指で示して)こんなに小さい記事でしたけど、『浦和レッズに野人現る』という見出しでした」

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