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中日、リーグ5位の“崖っぷち” 松坂と笠原の復帰は間に合うか

 中日・松坂大輔投手(38)が、右肩を痛めた以降では初めて捕手を座らせて投げた。

 14日にナゴヤ球場のブルペンで、捕手を立たせて50球、座らせて22球。「立ちから座らせてで、予定通り。違和感なく投げられた」と話した。

 ブルペン入りの決断は、遠投などをこなした後「感覚が良かったので」。変化球を多投し、直球も力強かった。今週中にも戦列復帰へ向けてさらにワンランク階段を上り、フリー打撃に登板する可能性も出てきた。

 春季キャンプ序盤にファンとタッチを交わした際、右肩を引っ張られる格好になり炎症を発症。ブルペンに入ることなく離脱した。

 中日投手陣では、昨季13勝で勝ち頭のガルシアが阪神へ移籍。チーム2位の6勝を挙げた松坂と笠原祥太郎投手(24)も離脱中だ。

 今季開幕投手を務めた笠原は、不整脈の症状が出て「発作性上室性頻拍」と診断され入院。カテーテルを使った治療を受けたが、前日(13日)に退院し、この日から同じナゴヤ球場でキャッチボールなど軽めの調整を再開した。

 実戦復帰に1カ月程度かかる診断だが、「感覚としてはいつでも投げられるし、早く戻りたい」と意欲を示す。

 就任1年目の与田剛監督(53)のもとで序盤健闘した中日だが、徐々に後退。“借金3”のリーグ5位で首位戦線から遠ざかりつつある。2人の戦列復帰が間に合うかどうか。