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【坂本勇人はなぜこんなに打てるのか】山崎武司氏も脱帽「とにかく手が器用」 右投げ右打ちだが…実は左利き (1/2ページ)

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 開幕からの連続試合出塁こそストップした巨人・坂本だが、打率・338、13本塁打、30打点、51安打(14日現在)はいずれもセ・リーグトップ。抜群の数字だ。

 歴代18位の通算403本塁打を誇る山崎武司氏(50)=中日、オリックス、楽天=は「坂本の打撃の特長は、第一に手が器用だということ。腕のさばきが抜群にうまい。だからこそプロ2年目に19歳にしてレギュラーの座を獲得し、天才的な内角打ちを披露してきた」と指摘する。

 もっとも、2013年から15年の3年間は、得意なはずの内角球に詰まるシーンが目立ち、シーズン打率も2割台中盤に低迷した。「不振の元凶は下半身にあったと思う。打撃は肩を真横に(地面と平行)回すことが基本だが、故障や疲労、その他の理由で下半身をうまく使えないと、回転軸が前へ傾いたり、逆に反り返ってしまったりして、いつしか自分の打撃を見失ってしまう」(山崎氏)

 いったん崩れた打撃を立て直すことは本当に難しいが、坂本はやってのけた。2016年、春季キャンプで臨時コーチを務めたOBの松井秀喜氏からのアドバイスをきっかけに、それまで左足を高く上げていたフォームから、ややがに股で重心を落とし、軸足(右足)に重心を残す打法へ改造。すると安定感が増し、同年に首位打者に輝いた。

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