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上原引退、貫き通した“雑草魂” 2軍生活の今季は「ため息の出る毎日…」 (1/2ページ)

 現役最年長の巨人、上原浩治投手(44)が引退することが20日分かった。代名詞の“雑草魂”で、史上初の日米通算100勝100セーブ100ホールドの「トリプル100」を達成。今季は左膝手術からの復帰を目指して2軍で調整していたが本来の投球ができず、現役21年目のシーズン中の引退を決めた。同日会見を行う。

 メジャーから古巣巨人に復帰して2年目の今季、1軍登板はなく、2軍戦9試合で9イニングを投げ11安打4失点、防御率4・00。昨年10月に左膝のクリーニング手術を受け、自由契約を経て推定年俸5000万円で(昨年比1億5000万円減)巨人と再契約していた。

 最後の登板は今月3日のイースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ球場)。8回に登場し5年目の香月一也内野手(23)にソロ本塁打を浴び、1回1失点。自身の公式ブログでは「一発を食らいました」「初球にストライクをとって、それよりも少し甘いところにいったかな…球威、勢いが無い証拠だなぁ」「まだまだ、心技体がバラバラのような…ため息の出る毎日って感じですわ」と思うような投球ができず、もどかしい思いを明かしていた。

 大阪府寝屋川市生まれ。東海大仰星高から1浪して大体大、1998年のドラフト1位(逆指名)で巨人入り。1年目の99年にいきなり20勝を挙げ最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、沢村賞、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を総なめ。2002年に2度目の沢村賞に輝くなど、浪人生活を経ての活躍は“雑草魂”と呼ばれ、球界を代表するエースとして活躍した。

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