記事詳細

大船渡“令和の怪物”投げさせず1回戦敗退… 佐々木の命運握る国保監督のこだわり (1/2ページ)

 最速163キロを誇る“令和の怪物”大船渡・佐々木朗希投手(3年)の最後の夏の命運を握るのが、国保陽平監督(32)だ。

 大船渡は18日の春季岩手県大会1回戦で、佐々木が登板しないまま釜石に延長10回4-5でサヨナラ負け。夏の岩手県大会(7月11日開幕)に、ノーシードで臨むことになった。

 この日の先発は背番号「10」の和田吟太投手(3年)。初回に4点を失ったものの、2回から安定感を取り戻し9回までに許した走者は失策を含め3人。しかし10回に力尽きた。

 「4番・右翼」で先発した佐々木は4打数1安打。結局ブルペンにも入らず、「チームとしてチャンスで1本が出せなかったことが負けた原因。夏は甲子園に出ることが目標」と語った。

 国保監督は「佐々木の登板は試合の中で考えたが、和田が本当に頑張って投げていた。勝ちたくて引っ張りました」と続投の理由を説明。

 しかし、目の前の試合を勝つなら、エースの佐々木に託すのが常道だろう。指揮官は「ワンマンになりそうなチーム。佐々木1人にならないように、他の投手の力を上げていかないといけない」とチームの総合力アップを優先した。

 2-4の2点ビハインドで迎えた6回1死一、三塁では、第1打席に2点本塁打を放っている5番・木下に一塁走者を送るバントを命じた。「いま、ウチで力のある打者は佐々木、(1番の)及川恵、(3番の)今野と木下。彼らに頼るだけでない形で点を取りたかった」と国保監督。

関連ニュース