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貴乃花光司氏、7月にはNY大学で講演も…くすぶり続ける「出馬説」

 それでも政界進出説はくすぶり続ける。

 元横綱の貴乃花光司氏(46)が、19日に一般社団法人「貴乃花道場」の設立を都内のホテルで正式に発表。会見で「力士になってくれる子供たちが出てきてくれたら、何よりもうれしい。大人にも、日本の伝統文化を伝えていきたい」と語った。

 相撲を通しての子供たちの育成は、貴乃花氏が再三「将来やりたい」と繰り返してきたこと。昨年10月に日本相撲協会を退職した際も「社団法人を立ち上げてきちんと活動していきますから」と明言していたから、有言実行である。

 この日行われた「貴乃花御縁会」というパーティーには、午前中に開かれたにもかかわらず、関東圏だけでなく大阪、名古屋、福岡の地方場所で貴乃花氏を長年支えてきた有力後援者らもかけつけた。定員は450人だったが、最後は500人超え。100人以上の報道陣も集まった。

 「政界はありえません」。この日の会見でも、3度質問された「参議院選出馬」の可能性を3度ともきっぱり否定。さらに貴乃花氏は、「(参院選が取り沙汰される)7月には、(講演を行うため)ニューヨーク大学に行くことが早くから決まっています」と初めて公の場で明言した。

 だが、政界では8月4日投票日の衆参ダブル選も浮上。依然「貴乃花さんは必ず(選挙に)出る」と断言する自民党関係者が数多くいる。

 「ウソをつくこと」が何より嫌いな貴乃花氏だが、今はまだ周囲の熱過ぎる期待を無視するわけにもいかない。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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