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【西本忠成 トラとら虎】3連敗のメッセンジャー、不振の原因は「ストレス」 復調の“特効薬”は…

 阪神のエース、ランディ・メッセンジャー(37)は日本通算100勝にあと3勝と迫りながら足踏みが続く。

 5月4日のDeNA戦で今季2勝目をあげた後3連敗。球団OBの間では、球威の衰えを指摘するばかりか限界説まで飛び交うが、首脳陣はそれは否定し、むしろストレスが原因と見る。

 「勝てない焦りや審判の判定に対するいらだちから、本来の投球を見失うケースが多い。特効薬は序盤からの打線の援護で、気分的に乗せるのが一番だろう」

 来日10年目。4月5日の広島戦で日米通算100勝を達成したが、本人はメジャーでの4勝は計算に入れていない。「誇りにしたいのは日本での勝ち星」と話しており、近くて遠い100勝にストレスはたまる一方かもしれない。

 救いは令和に入ってからのチームの快進撃だ。エースが2勝5敗と不振でも、青柳、高橋遥ら若手の台頭、ベテラン岩田の復活、ガルシアの復調、さらに強力リリーフ陣の奮闘で2位に浮上。

 「欲をいえばキリがないが、この先メッセが調子を上げ、藤浪が先発ローテに加われば投手陣は万全。先発が6回まで持ってくれれば、リーグトップのリリーフ陣が控えている。14年ぶりのVも決して夢物語ではない」と球団幹部の鼻息は荒い。

 まずはメッセの復調が待たれる。(スポーツライター・西本忠成)

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