記事詳細

田中、今季初完封で5勝目! 「ビッグゲームで信頼できる男」頂上決戦制す

 ヤンキースの田中将大投手(30)は17日(日本時間18日)、レイズ戦に先発。9回を2安打無失点10奪三振、1四球。今季初完封で5勝目(5敗)を挙げた。ア・リーグ東地区の頂上決戦を制した田中について、MLB公式サイトは「ビッグゲームで信頼できる男であることを改めて首脳陣に示した」と評価した。

 投げきった田中は高揚した様子。「立ち上がりから決していい調子ではなかったが、いい方向の『まさか』になった」と声を弾ませた。昨年7月24日のレイズ戦以来、自身4試合目の完封劇だった。防御率は3・23。メッツ戦(11日)に続く自身2連勝。

 序盤から好調で、3回まで毎回の4三振を奪い、走者を許さなかった。スライダーは左打者の内角、足元に鋭く曲がり、何度もバットに空を切らせた。

 6回は1死一塁から強打のファムを空振り三振に仕留め、捕手のサンチェスが二盗を試みた走者を強肩で刺して併殺に。バッテリーでピンチの芽を摘んだ。

 8回までに100球を投げ、監督から続投について「どうだ?」と聞かれた田中は、「まだ投げていいんだと思った」。111球で締めた。

 最近3試合で、1イニング4失点の場面があったが、この日は低めに集めて被弾を避け、集中打を浴びずにまとめた。先発投手陣が不調の中、8試合連続で6回以上を投げた田中はチームを牽引している。

 この日の勝利で地区1位のヤンキースは2位レイズとの差を1・5ゲームに広げた。右の大砲エンカーナシオンがマリナーズから加入。主砲のジャッジら故障者も今週中に戻る予定で、投打の役者がそろえば先行きは明るいだろう。

関連ニュース