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阪神・矢野監督が星野さんの故郷で誓う「阪神、楽天で日本シリーズ」 (1/2ページ)

 「天国で星野さんはもちろん、楽天を応援されていると思うけど、一方で阪神も応援されていると思うし。何て言うのかな、いつかそれを近い将来に実現できるように頑張っている」

 阪神・矢野燿大監督(50)は、阪神、楽天両球団で監督を務め2018年1月に死去した故・星野仙一さんの生誕地、岡山・倉敷での楽天戦に惜敗した後、静かに恩師への思いを語った。

 矢野監督にとって星野さんは、東北福祉大からドラフト2位で中日に入団したときの監督。同じく星野監督時代の1997年オフに交換トレードで阪神へ放出されたこともあったが、星野さんが阪神に移り2003年に18年ぶりのリーグ優勝へ導いた際には正捕手を務めた間柄だ。昨年10月の1軍監督就任会見の場では「本当に、生きておられたらいろんな相談や話をしたと思う」と明かした。

 星野さんからは生前「ずっと楽天、阪神で日本シリーズを戦ってほしいといわれていた」そうで、「ここ(倉敷)に来たらそれを思い出すよ」。リーグV、楽天との日本シリーズを制して「いい報告をしたいなというのはある」とうなずいた。

 一方、『星野仙一記念館』の館長で、この日観戦に訪れた延原敏朗さんは「まだ館内では星野さんの声が流れてるからね…」としみじみ。「今日もタイガースファンの方が朝から200人来られた。阪神を応援される方は何度も来てくださる」と頭を下げた。

 その上で「(矢野監督は)ベンチワークがとてもいい。アイツはすごいわ。星野さんに育ててもらった環境をバックボーンに置きながら、現代的な今の野球に咀嚼(そしゃく)してやっている。攻撃時も守備時も、矢野監督を囲んでコーチ陣がちゃんとそばにいる。試合の“瞬時”に話をしている。それが今の野球だと思う」と指摘した。

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