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【松本秀夫 プロ野球実況中継】日本ハム・有原のただならぬアドレナリン “気持ちが伝わる”投球で勝利呼び込む

 14日の日本ハム-巨人戦(札幌ドーム)を実況しました。5-4で日本ハムが逆転勝ちし、8回3失点の有原航平投手(26)が8勝目をマークしたのですが、解説の江本孟紀さんが珍しく(?)激賞されました。

 自らの暴投などで3点を先制された有原投手ですが、江本さんが評価したのはその後の粘り。特に6回は2つの四球でピンチを招きながら、なんとか無失点。「ここが勝負どころだとわかっている。絶対に点をやらないという気持ちが伝わってきた。これがエースの投球だよ。これで流れが変わるかもしれない」と江本さん。実際、日本ハムはその裏に2点を返し反撃に転じたのです。

 栗山監督も翌日、「気持ちが伝わってきたよね。野手もそれに応えたと思うよ」とコメント。面白かったのはそれに続いたくだりです。

 「“伝わる”プレーや投球って確かにある。でもどうやったらそうなるのかはわからないんだよね。わかれば全部勝っちゃうけど」

 これって、実況も同じです。最高潮に気合の乗った放送ってあるんだけど、どうしたらそういう状態になれるのかわからないんです。ただ、われわれの仕事は試合内容に左右されますから、この日の有原投手にはずいぶんアドレナリンを分けてもらいました。

 さぁ、巨人の3連勝もあって交流戦優勝争いは混沌としてきました。最後まで白熱した戦いを見せてほしいものです。(フリーアナウンサー・松本秀夫)

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