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楽天・松井、驚異の奪三振率のナゼ パ“10傑”にリリーフでただ1人ランクイン (1/2ページ)

 楽天の守護神、松井裕樹投手(23)がシーズンの約半分の日程を終え、両リーグを通じ断トツの24セーブ。自身初の40の大台も十分狙える。不調にあえいだ昨年から一転、V字回復の要因は何か。

 今季の松井は奪三振ペースが驚異的だ。奪三振率(1試合=9イニング=完投したと仮定した場合の平均奪三振数)15・33は、20イニング以上を投げた両リーグの投手でトップ。パ・リーグの奪三振数10傑に、リリーフ投手としてただ1人ランクインしている(26日現在)。「常に三振を狙いに行っています。1イニングを3連続三振で終えるのが理想」と自信にあふれている。

 松井と対戦する他球団の打者は「直球、スライダー、チェンジアップが全く同じ腕の振りにみえる」と口をそろえる。今季自己最速を更新する154キロをマークした松井は、直球と同じく変化球でも左腕が右脇腹に巻き付くほど強烈に腕を振る。同じ軌道の腕の振りから3つのウイニングショットを繰り出せるため三振を量産できる。

 オフに自主トレを一緒に行う則本昂大投手(28)は「体調面で心配がないことが大きいと思いますね。だから思いっきり腕が振れている」と分析。楽天では今季、リリーフのローテーション制を採用。ここまで多くても3連投までに限り『オフ日』を設定し順番に休養が取れるように気を配っている。

 松井自身は「僕は強く腕を振る最後の一押しって、気持ちの部分だと思っているんです。肩肘や体調の不安がないことも強い気持ちを持てる要因の1つ。それと、ウチのチームは救援陣の中で競争が激しいので『負けてられない』って気持ちで投げています」

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