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【ぴいぷる】WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗「負けたら、アカン」 いまだ無敗、13回防衛のレジェンド超え目指す (3/3ページ)

 そのため、自身のスタイルを突き詰めることに力を入れる。それは、いかにパンチをもらわずに、相手に打撃を当てるかというものだ。

 「1ラウンド目に距離をつかんで、2、3ラウンド目ぐらいからパンチを当てていって、中盤ぐらいには右も当てて、7、8ラウンド目ぐらいで、相手がメンタルをやられたところを倒しにいけたらと思っています」

 そう話す理想に近い試合運びができたのは、昨年10月に行われた4度目の防衛戦。元IBF王者相手に7回TKOで勝った試合を「あまりパンチをもらわずに、きれいな顔で終わりました」と振り返る。

 現在の完成度を「70~80%ぐらい」と語る王者が見据えるのは、同じ階級で世界チャンピオンだった、具志堅用高氏の持つ13連続防衛の日本記録更新だ。

 その先の目標はまだ、考えられないという。

 「防衛回数を伸ばして、目標を達成したら考えたらいいと思っています」

 レジェンド超えに意識を集中し、進化を続けている。(ペン・森本昌彦 カメラ・納冨康)

 ■拳四朗(けんしろう) 1992年1月6日、京都府生まれ。27歳。奈良朱雀高校時代、奈良インターハイ(モスキート級)で準優勝。関西大学に進学し、2013年の東京国体(ライトフライ級)で優勝を果たす。14年8月にプロデビューし、15年12月に日本ライトフライ級王座、16年8月に東洋太平洋ライトフライ級王座を獲得。17年5月にWBC世界ライトフライ級王座を奪取し、これまでに5回の防衛に成功している。プロ戦績は15戦15勝(8KO)。BMBボクシングジム所属。

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