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どうしてこうなった? 矢野阪神“アラサー世代”不在の構造的弱点 若手成長も主力はベテランばかり (1/2ページ)

 「やれることは選手自身、個人個人、チームとしてすごくよくやってくれているな、という手応えはあります」。阪神・矢野燿大監督(50)が10日の巨人戦(甲子園)の試合前、初めて1軍指揮を執った前半戦を総括した。

 17年ぶりの最下位に沈んだ昨季からの巻き返しはルーキーの近本、木浪、4番の大山ら若手とベテラン陣の融合で臨んだ。

 投手陣は新助っ人のジョンソンがファン投票で球宴に選出されるほど活躍したが、総得点313(10日現在、以下同)はリーグ5位で貧打は解消されず。この点については「(チームの)盛り上がりにもつながりますし、投手を助けることになる。どうやって点を取るかというのは今のチームの課題」と認めた。

 12球団ワーストの72失策にも言及し、「出ること自体、僕は仕方がない部分があると思うが、それをどうとらえて、どうするか。準備のミスは改善していけると思う」と話した。

 指揮官自ら生み出した「矢野ガッツ」など明るく前向きな基本方針は徐々に浸透。チーム関係者は「正直、この戦力でよく勝率5割前後に踏みとどまっていると思う」と高く評価する。

 評論家諸氏による今季開幕前の下馬評は軒並み低かったが、若手が増えたことで「体が動くようになり、何より声が出るようになったのが大きいね。この部分はやはりチーム全体に活気をもたらしている」と明かす。

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