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【江尻良文の快説・怪説】「千賀以外は候補者不在」寂しいパMVPレース ソフトバンク故障者続出で…投票2、3位候補が難航 (1/2ページ)

 「今年は2位からの日本一でなくリーグ優勝しての日本一」という孫オーナー指令通り、故障者続出にもかかわらず、V奪回へ首位を堅持しているソフトバンク。だが、MVPレースとなるとエースの千賀滉大投手(26)以外は候補者不在で寂しい。

 なにしろ主砲の柳田が左膝裏側の捻挫で長期離脱。復帰が8月にずれ込みそうな見通しだという。そんな柳田に象徴されるように、寂しいMVPレースも相次ぐ故障者続出のツケといえばそれまでだが、投票する側は頭が痛い。

 というのも、1962年までは「最高殊勲選手」と称していたが、63年からは「最優秀選手」に名称変更し、点数制になっているからだ。プロ野球担当歴5年以上の記者が3名連記で投票し、1位=5点、2位=3点、3位=1点で総合点の一番高い選手が受賞する。

 千賀は17日現在、パ・リーグ断トツの138奪三振、同2位の9勝(2敗)、同2位の防御率1・97で首位を走るチームを牽引。現状なら誰しも千賀に1位票を投じたいところだが、2、3位候補は難航する。

 「最優秀選手」に優勝チーム所属という条件はないが、実際には優勝チーム以外となるとハードルが高くなる。打者なら3冠王を獲得するような突出した成績を残さないと受賞は難しい。

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